


自宅で使えるWiFiは、主に光回線・ホームルーター・ポケット型WiFiの3種類があります。しかし、結局自分が契約するとなるとどれがおすすめなのか、おすすめの申込窓口はどこなのか悩みますよね。そこで当記事でWiFiサービス(光回線・ホームルーター・ポケット型WiFi)ごとに、快適かつお得に契約できるおすすめの回線と申込窓口を調査しました。


自宅で使えるWiFiには、ポケット型WiFi・ホームルーター・光回線の3つがあります。それぞれの特徴を表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。


ポケット型WiFi
工事不要!家でも外でもWiFi接続可能
こんな人に
おすすめ
- 通信費の節約をしたい
- 外でもWiFiを使いたい
メリット
- 持ち運べるので外でもWiFiが使える
- 光回線やホームルーターより安く、工事不要で使える
注意点
- 接続台数が10台前後
- 光回線やホームルーターに比べて通信の安定性が劣る
- 一定以上のデータ量を使用すると速度制限にかかる

POINT01 実質料金で比較!

実質料金とは、初期費用やキャンペーン割引等を含めて計算した金額です。
WiFiを選ぶ時は失敗しないように事務手数料や工事費、キャッシュバックや値引き等も含めて計算し、実質料金を出して比較してくださいね。
◎実質料金の計算方法
月額料金×契約期間+初期費用(事務手数料・開通工事費)-
キャンペーン額(工事費や月額料金割引・キャッシュバック)
また、実質料金を契約月数で割り出すと実質月額を求められます。
POINT02 提供エリアは事前確認!

提供エリアは、WiFi事業者やサービスによって異なります。
提供エリア外に住んでいると使えないので、事前にエリアの確認を行いましょう。
エリア検索は、各事業者のWebサイトで確認できます。
以下では主な回線のエリア検索ページをまとめたので、気になる回線をチェックしてみてください。
回線のエリア検索ページ
モバイル回線
WiMAXのエリアを調べる
ソフトバンクAir(モバレコAir)のエリアを調べる
ドコモのエリアを調べる
ソフトバンクのエリアを調べる
auのエリアを調べる
光コラボ
NTT東日本のエリアを調べる
NTT西日本のエリアを調べる
POINT03 通信速度をチェック!

Webサイトや広告で公表している最大速度は、実際にその速度が出せるわけではありません。そのためWiFiを選ぶ時は、最大速度ではなく実測値・平均値で比較することをおすすめします。実測値・平均値は、みんなのネット回線速度で無料で調べられるので、ぜひチェックしてみてください。
また、以下ではポケット型WiFi・ホームルーター・光回線の実測値を比較していました。
WiFiサービス3つの実測値比較
下り速度の 実測値 | 上り速度の 実測値 | |
---|---|---|
ポケット型WiFi※1 | 102.07Mbps | 18.11Mbps |
ホームルーター※2 | 235.99Mbps | 21.55Mbps |
光回線※3 | 470.31Mbps | 443.38Mbps |
- ※:みんなのネット回線速度から引用(2024年7月調査)
- ※1:Speed Wi-Fi HOME 5G L12(Broad WiMAX)の結果
- ※2:ドコモ home 5Gの結果 ※3:auひかりの結果
各WiFiサービスでまったく実測値が異なりますね。もちろん速いに越したことはありませんが、速度が速い光回線などは料金が高い傾向にあります。そのため、自分がWiFiをよく使う利用目的によって、契約先を決めることをおすすめします。
利用目的別 通信速度の目安表
用途 | 行動 | 通信速度の目安値 |
---|---|---|
メールやLINE | テキストのみ閲覧 | 128kbps~ |
画像や動画などのファイル添付確認 | 1 Mbps | |
SNS | SNSの写真投稿 | 3Mbps |
SNSの動画投稿 | 10Mbps | |
テキスト中心のサイト | 1 Mbps | |
Webサイト閲覧 | 画像や写真が多いサイト | 3Mbps~ |
ネットショッピング | 3~10Mbps | |
動画視聴 | 動画の解像度:4K | 20Mbps |
動画の解像度:HD 1080p | 5Mbps | |
動画の解像度:HD 720p | 2.5Mbps | |
動画の解像度:SD 480p | 1.1 Mbps | |
動画の解像度:SD 360p | 0.7Mbps | |
オンライン会議 | zoom、skype、Gmeet等 | 10~30Mbps |
テレワーク | 大容量データのやり取り | 10~30Mbps |
オンラインゲーム | 一般的なゲーム | 10Mbps |
格闘系等の1対1での対戦ゲーム | 50Mbps~ | |
FPS等の多人数での対戦ゲーム | 70Mbps~ | |
株取引やFX | 一瞬の速さが求められる作業 | 10Mbps~ |
上記の通り、ゲームをよく行う人の場合は、ポケット型WiFiやホームルーターでは物足りない可能性も。Webサイトの閲覧やSNSを中心としたWiFi利用なら、ポケット型WiFiで十分ですよ。
POINT04 データ容量は自分に 合っているか?

光回線は、データをどれだけ使っても上限がない「データ容量無制限」と言われます。またホームルーターやポケット型WiFiは機種やサービスによって通信容量が定量・データ容量無制限の2タイプあるので、事前に確認が必要です。
※データ容量無制限でも「3日で10GB以上の使用で通信制限」という場合もあるので、注意してください。
次のようにデータ容量でおすすめなWiFiは変わってきます。
- 無制限にWiFiを使いたい人:光回線
- できるだけデータ量を気にせず使いたい人:ホームルーター
- データ量よりも持ち運べる利便性を優先したい人:ポケット型WiFi
ポケット型WiFiは、自分がどれくらいのデータ容量を必要とするかで、契約するサービスを決めましょう。
以下では目安として、用途別に必要なデータ容量についてまとめてみました。
用途別のデータ容量
サービス名 | 使用容量/ 1時間 |
1ヶ月換算 (1日1時間利用の場合) |
---|---|---|
ホームページの閲覧 | 300KB(1ページ当たり) | 9MB |
Spotify 高音質(音楽ストリーミング) | 72MB | 2.16GB |
YouTube 720p(HD画質) | 1GB | 30GB |
YouTube 1080p(JILHDMe) | 2GB | 60GB |
NETFLIX 標準画質 | 700MB | 21GB |
NETFLIX 高画質 | 1GB | 30GB |
LINE通話 | 18MB | 540MB |
ZOOM | 700MB | 21GB |


WiFi契約(インターネット契約)は、手続きの流れを理解しておくとスムーズに契約を進められます。そこでここでは「ポケット型WiFi・ホームルーター」と「光回線」それぞれの契約の流れについて解説していきます。
【ポケット型WiFi・ホームルーター】契約の流れ
ポケット型WiFi・ホームルーターの契約の流れは、次の2ステップだけで完了です。
ポケット型WiFi・ホームルーターの契約の流れ


申込みは、各サービスのWebサイトで行います。
同じサービスでも、窓口によって受けられるキャンペーンが異なるので、事前に気になる代理店を調べておきましょう。また端末の到着は各事業者によって違いますが、最短なら翌日に指定住所に届きます。遠方地や離島だとその分日数がかかりますので、事前に確認してくださいね。最後に端末が届きますので、SIMカードの挿入や電源ON等の初期設定をしたらついに利用ができます。もし初期設定が難しそうで1人でできるか分からない人でも、端末にガイドが同梱されているので安心してください。
【光回線】申込みから利用までの手順
光回線の申込みから利用までの手順は、次の3ステップだけです。
光回線の契約の流れ


工事日相談

利用開始
光回線の開通工事では、建物の内外に穴を開け光ファイバーケーブルを引き込まなければいけないため、マンションの場合は大家さんや管理会社に必ず工事の許可を得てください。また、開通工事は立ち合いが必要ですので、スケジュールを確認して在宅できる日時を伝えてくださいね。一般的に工事日は、申し込みの日からおよそ2週間〜1ヶ月後になります。ただし引っ越しシーズン等の工事予約が集中する時期は、工事日が遅くなる場合があるので注意しましょう。
開通工事が完了すれば、インターネット(WiFi)の利用ができます。

ここではおすすめのWiFiに関して、よくある質問をまとめました。気になる質問がありましたら、ぜひ参考にしてくださいね。
おすすめのWiFiは?
おすすめのWiFiは次の3種類です。
おすすめWiFi3種類の概要
ポケット型WiFi
(工事なし)
通信速度より通信費の節約を重視したい人
家でも外でもWiFiを利用したい人
ホームルーター
(工事なし)
同時接続で利用したい人
工事ができない人
自宅中心でWiFiを利用したい人
光回線
(工事あり)
通信速度を重視したい人
動画視聴の頻度が多い人
仕事で大容量データ送信が多い人
オンラインゲームや株取引をする人
工事が可能な人
WiFiを選ぶ時は自分の生活スタイルや、WiFiの使用目的にあわせて決めることをおすすめします。また、光回線の場合は工事が必要ですが賃貸住宅だと工事が可能か不可能かで選択肢が変わります。WiFiの契約を検討する前に、工事ができるのか大家さんや管理会社に確認をしてから契約をしましょう。
WiFiの速度が遅い時はどうすればいい?
もし通信速度が遅くなったときは、次のような原因が考えられます。
合わせて対策も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
通信速度が遅くなったときの原因・対策
通信速度が遅くなる原因 | 通信速度が遅くなったときの対策 |
---|---|
利用端末とWiFiルーターとの距離が遠い | WiFiルーターの近くで利用する 中継器をつける |
自宅構造(鉄筋コンクリート)の影響で電波が届きにくい | WiFiルーターを窓際に移動させる |
電子レンジなどの電波と干渉してしまっている | 電波干渉を受けにくい5GHzに変える |
セキュリティーの影響 | セキュリティー設定の変更 |
WiFiルーターやONUなど端末の不良 | WiFiルーターやONUの再起動 |
回線業者側の通信不良 | 業者の各種連絡フォームやセンターに問い合わせる |
複数台接続によるアクセスポイントの混雑 | アクセスポイントを変更する |
通信速度の低下にはさまざまな要因が考えられますが、最初にするおすすめ対処法は、WiFiルーターや端末の再起動です。
一旦ルーターの電源を切り、しばらく時間を置いてから電源を入れ直すなど、マニュアルにも書いてある対処法を試してみてください。
もし上記の方法でも難しい場合は、各業者やセンターに直接問い合わせてみましょう。
WiFiのセキュリティは大丈夫?
WiFiのセキュリティは、SSID(ルーター個別の電波)とパスワード・通信の暗号化によって守られています。
パスワードを知られなければ遠隔操作など、勝手に利用されることはありませんので安心してください。
しかし、いくら安全だと思っていても心配ですよね。 そんな人には次の3つの対策をおすすめします。
◎WiFiのセキュリティ対策
- SSIDのパスポートを変更
- ルーター管理用ID・パスポートを複雑にする
- セキュリティソフトを使う
パスポートは簡単なものではなく、数字やアルファベットを複雑に混ぜて作成するといいですよ。
また定期的にパスポートを変更すると、さらに安全性は高まります。
またセキュリティソフトは、不正アクセスがあった場合に警告を表示してくれる万能なものです。
有料と無料のタイプがあるので、セキュリティの強化具合を考えて購入してくださいね。
安いおすすめWiFiは?
料金を抑えたいなら、ポケット型WiFiがおすすめです。
端末本体が無料だったりキャッシュバック等のキャンペーンがあったりで、実質料金を抑えられます。
また開通工事も不要なので、すぐにWiFiが使えるのも大きな特徴です。
一人暮らしにおすすめのWiFiは?
一人暮らしにおすすめのWiFiホームルーターです。
光回線ほどの通信速度はありませんが、工事が不要な点や、月々の支払いが光回線と比べて安い点が特におすすめです。
例えば、大学に進学したタイミングで一人暮らしをはじめた場合、住み続ける期間が数年の上、5,6千円も毎月支払い続けるのは金銭的に避けるべきでしょう。
一人暮らしの期間がある程度決まっており、金銭的に費用を抑えておきたい場合は、ホームルーターが適切です。
マンションにおすすめなWiFiは?
通信回線の速度や工事費がかからない点を考えると、auひかりがおすすめです。口コミでも触れましたが、同じ独自回線のNURO光よりも速くなる場合もあります。
そしてauユーザーであればスマホも安くできます。お得な要素がたくさん詰まっている光回線ですので、auひかりを検討してみましょう。
ただし、マンションやアパートでは光回線が導入できないパターンもあります。こういった場合は、WiMAXのギガ放題が使える縛られないWiFiがおすすめ。
もちろんその名の通り縛りがないので、いつでも解約できるのも優秀です。
ゲームにおすすめのWiFiは?
ゲームにおすすめのWiFiは光回線です。
ボードゲームのような、通信速度があまり要求されない場合は問題ないですが、FPSゲームなどの高性能な通信が必要なゲームをプレイする場合は、WiFiで一番通信速度の高い光回線がおすすめです。
下記にゲームごとに必要な通信速度をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
ゲームの種類 | 通信速度の目安地 | |
---|---|---|
オンラインゲーム | ||
ボードゲーム | 10Mbps | |
格闘系等の1対1での対戦ゲーム | 50Mbps~ | |
FPS等の多人数での対戦ゲーム | 70Mbps~ |
現在FPSなどのゲームをプレイする予定がなくても、光回線を契約しておくと、いざプレイする時に困る心配がありません。
WiFiの通信速度はどれくらいあればいい?
WiFiの通信速度は用途によって、求められる通信速度が異なります。
そこで利用目的別での通信速度の目安をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
利用目的別 通信速度の目安表
用途 | 行動 | 通信速度の目安値 |
---|---|---|
メールやLINE | メールやLINE | 128kbps~ |
画像や動画などのファイル添付確認 | 1Mbps | |
SNS | SNSの写真投稿 | 3Mbps |
SNSの動画投稿 | 10Mbps | |
Webサイト閲覧 | テキスト中心のサイト | 1Mbps |
画像や写真が多いサイト | 3~10Mbps | |
ネットショッピング | 3~10Mbps | |
動画視聴 | 動画の解像度:4K | 20Mbps |
動画の解像度:4K | 20Mbps | |
動画の解像度:HD 1080p | 5Mbps | |
動画の解像度:HD 720p | 2.5Mbps | |
動画の解像度:SD 480p | 1.1Mbps | |
動画の解像度:SD 360p | 0.7Mbps | |
オンライン会議 | zoom、skype、G meet 等 | 10~30Mbps |
テレワーク | 大容量データのやり取り | 10~30Mbps |
株取引やFX | 一瞬の速さが求められる作業 | 10Mbps~ |
目安として、インターネットを使うなら平均で30Mbpsもあれば快適に使えます。 自分自身の用途目的で通信速度を把握して、自分に合ったWiFiを選びましょう。

おすすめのWiFi(インターネット)サービスは次の3つ。
それぞれ用途や環境によっておすすめできるものが違うので、特徴を把握しネットを使う目的に応じて選ぶと自分にぴったりのWiFiを選べます。
WiFi(インターネット)の回線種類と特徴
※:平均速度はみんなのネット回線速度から引用(2024年7月調査)
おすすめのポケット型WiFi(モバイル型WiFi)2選
自分に適したWiFiサービス・申込窓口で、快適なインターネットをお得に契約しましょう!